2011年 07月 29日
居間7号OverDrive |
居間7号プチ増強の続き。
あまりにも遅まきな地デジ化に伴い、録画ファイルがHD化して再圧縮処理が極端に重くなった。これまで720iで30分番組ひと枠1.25GBだったのが1440iで3.5GBにもなる。しかも音声はAAC256Kbps圧縮されているものをそのまま使えず再圧縮しなければならない。アナログの時はリニアPCMで録画してたから劣化段階はむしろ増えてしまった事になる。
CMカットしてひと枠25分弱ぐらいになった録画データを再圧縮するのにアナログの頃はPentiumDualCore E5300(2.6GHz,BUS800MHz,2MB L2)で45分ぐらいかかっていた(DivX5に再圧縮。H.264だと更にその倍かかる)。これが地デジのHD録画データだと2時間半かかる事が判った。さすがにこれでは日々の録画を処理しきれない。居間7号が終日ハイパワーで動くと寿命も縮むだろう。
さりとてまだまだ新しいPCを導入するだけの余裕はない。そこで中古のCore2Quadを導入して当面を凌ごうと考えた。元々地デジ録画機にする予定だったから消費電力を考慮してPDC2.6GHzで最終形態の予定だった居間7号だが、Atom330機が今の所その任を果たしてくれているので当家最強機は再圧縮機としてこの先当分は稼動して貰わねばならない。
買ってきたのはCore2Quad Q9550(2.83GHz,BUS1,333MHz,12MB L2)。一応シングルスレッド性能で劣らないというのをボーダーにした。3GHz品もTDPは同じだが、値段がかなり違ったので、このへんで手を打った。それでもL2キャッシュ12MBにはちょっぴり期待。
さすがにコア数2倍、アイドリングがそれまでの65Wから80Wに上がった。多分フルパワー稼動時の消費電力も上がっているだろう(あとで実測予定)。しかし稼働時間が短くなればトータルの消費電力量はそんなに増えないんじゃいなかと皮算用した。熱的な問題は、PDC2.6GHzでフルパワー操業してもファンがうるさくなる程熱くはならなかったようなので何とかいけると思う…いけて欲しい。電源容量も。HDDも増やしたから微妙に心配ではある。あ、アイドリングが増えた中にはHDDを1基(WD緑2TB)増やした分も入ってるぞ。HDD増やした時点で一度測っておかなきゃいかんかったなぁ。
後日実測:PDC2.6GHzフルパワー時95W→Q9550でCPU50%飽和時140W。さすがに室温30℃超下ではファンの回転も上がるようだ。
PDC2.6GHzはSpeedStepにより1.2GHzと2.6GHzが切り替わるがコア電圧は固定だった。Core2になるともっと細やかに何段階も切り替わるし電圧も可変のは知っていたが、バスの元周波数×6が下限らしい。PDCは800MHzバスだが元になるクロックは200MHz、その6倍で1.2GHz。ところが今度のCore2Quadはバス1,333MHzなので元のクロックは333MHz、その6倍は2GHzになってしまうのだった。つまりSpeedStepでクロックダウンしても2GHzまでしか下がらず、コア数が2倍になっただけでなくSpeedStepによる省電力も底上げされてしまったようだ。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor Pentium III 2846.33MHz[GenuineIntel family 6 model 7 step A]
(Core2Quad Q9550)
VideoCard Intel(R) G33/G31 Express Chipset Family
Resolution 1600x1200 (32Bit color)
Memory 2097,151 KByte (2GB×2実装してます)
OS 5.1 (Build: 2600) Service Pack 3
Date 2011/07/29 00:54
Intel(R) 82801GB/GR/GH (ICH7 Family) Serial ATA Storage Controller - 27C0
プライマリ IDE チャネル
HL-DT-ST DVD-RAM GSA-H58N
Intel(R) 82801GB/GR/GH (ICH7 Family) Serial ATA Storage Controller - 27C0
セカンダリ IDE チャネル
HDT722516DLA380
Hitachi HDP725050GLA360
Intel(R) 82801G (ICH7 Family) Ultra ATA Storage Controllers - 27DF
プライマリ IDE チャネル
WDC WD20EARS-00S8B1
Intel(R) 82801G (ICH7 Family) Ultra ATA Storage Controllers - 27DF
セカンダリ IDE チャネル
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
158297 803519 811009 394239 195123 356146 59
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
14243 11545 7762 644 50393 45168 2118 F:\100MB
HDBenchはL2の影響を受け難いらしいのでL2増大の影響がどのぐらいあるのかはよく判らないが、PDCで1MB→2MBの時もクロック比より少し上がってたから少しは出るのだろうか。とりあえずCPUスコアはコア数通り2倍以上の数値にはなっている。まずは今夜から動画再圧縮の実践テストだ。
地デジ録画データの再圧縮(30分ひと枠3.5GHBの1,440i→CMカットして25分程度で350MBの720p)がE5300でおよそ150分かかっていたのがQ9550では100分ちょいぐらいまで縮まった。消費電力分ぐらいの短縮はできているようだ。さすがにこの機体でできるのはここまでだろう。あとは「次の機体」に期待だ。
あまりにも遅まきな地デジ化に伴い、録画ファイルがHD化して再圧縮処理が極端に重くなった。これまで720iで30分番組ひと枠1.25GBだったのが1440iで3.5GBにもなる。しかも音声はAAC256Kbps圧縮されているものをそのまま使えず再圧縮しなければならない。アナログの時はリニアPCMで録画してたから劣化段階はむしろ増えてしまった事になる。
CMカットしてひと枠25分弱ぐらいになった録画データを再圧縮するのにアナログの頃はPentiumDualCore E5300(2.6GHz,BUS800MHz,2MB L2)で45分ぐらいかかっていた(DivX5に再圧縮。H.264だと更にその倍かかる)。これが地デジのHD録画データだと2時間半かかる事が判った。さすがにこれでは日々の録画を処理しきれない。居間7号が終日ハイパワーで動くと寿命も縮むだろう。
さりとてまだまだ新しいPCを導入するだけの余裕はない。そこで中古のCore2Quadを導入して当面を凌ごうと考えた。元々地デジ録画機にする予定だったから消費電力を考慮してPDC2.6GHzで最終形態の予定だった居間7号だが、Atom330機が今の所その任を果たしてくれているので当家最強機は再圧縮機としてこの先当分は稼動して貰わねばならない。
買ってきたのはCore2Quad Q9550(2.83GHz,BUS1,333MHz,12MB L2)。一応シングルスレッド性能で劣らないというのをボーダーにした。3GHz品もTDPは同じだが、値段がかなり違ったので、このへんで手を打った。それでもL2キャッシュ12MBにはちょっぴり期待。
さすがにコア数2倍、アイドリングがそれまでの65Wから80Wに上がった。多分フルパワー稼動時の消費電力も上がっているだろう(あとで実測予定)。しかし稼働時間が短くなればトータルの消費電力量はそんなに増えないんじゃいなかと皮算用した。熱的な問題は、PDC2.6GHzでフルパワー操業してもファンがうるさくなる程熱くはならなかったようなので何とかいけると思う…いけて欲しい。電源容量も。HDDも増やしたから微妙に心配ではある。あ、アイドリングが増えた中にはHDDを1基(WD緑2TB)増やした分も入ってるぞ。HDD増やした時点で一度測っておかなきゃいかんかったなぁ。
後日実測:PDC2.6GHzフルパワー時95W→Q9550でCPU50%飽和時140W。さすがに室温30℃超下ではファンの回転も上がるようだ。
PDC2.6GHzはSpeedStepにより1.2GHzと2.6GHzが切り替わるがコア電圧は固定だった。Core2になるともっと細やかに何段階も切り替わるし電圧も可変のは知っていたが、バスの元周波数×6が下限らしい。PDCは800MHzバスだが元になるクロックは200MHz、その6倍で1.2GHz。ところが今度のCore2Quadはバス1,333MHzなので元のクロックは333MHz、その6倍は2GHzになってしまうのだった。つまりSpeedStepでクロックダウンしても2GHzまでしか下がらず、コア数が2倍になっただけでなくSpeedStepによる省電力も底上げされてしまったようだ。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor Pentium III 2846.33MHz[GenuineIntel family 6 model 7 step A]
(Core2Quad Q9550)
VideoCard Intel(R) G33/G31 Express Chipset Family
Resolution 1600x1200 (32Bit color)
Memory 2097,151 KByte (2GB×2実装してます)
OS 5.1 (Build: 2600) Service Pack 3
Date 2011/07/29 00:54
Intel(R) 82801GB/GR/GH (ICH7 Family) Serial ATA Storage Controller - 27C0
プライマリ IDE チャネル
HL-DT-ST DVD-RAM GSA-H58N
Intel(R) 82801GB/GR/GH (ICH7 Family) Serial ATA Storage Controller - 27C0
セカンダリ IDE チャネル
HDT722516DLA380
Hitachi HDP725050GLA360
Intel(R) 82801G (ICH7 Family) Ultra ATA Storage Controllers - 27DF
プライマリ IDE チャネル
WDC WD20EARS-00S8B1
Intel(R) 82801G (ICH7 Family) Ultra ATA Storage Controllers - 27DF
セカンダリ IDE チャネル
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
158297 803519 811009 394239 195123 356146 59
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
14243 11545 7762 644 50393 45168 2118 F:\100MB
HDBenchはL2の影響を受け難いらしいのでL2増大の影響がどのぐらいあるのかはよく判らないが、PDCで1MB→2MBの時もクロック比より少し上がってたから少しは出るのだろうか。とりあえずCPUスコアはコア数通り2倍以上の数値にはなっている。まずは今夜から動画再圧縮の実践テストだ。
地デジ録画データの再圧縮(30分ひと枠3.5GHBの1,440i→CMカットして25分程度で350MBの720p)がE5300でおよそ150分かかっていたのがQ9550では100分ちょいぐらいまで縮まった。消費電力分ぐらいの短縮はできているようだ。さすがにこの機体でできるのはここまでだろう。あとは「次の機体」に期待だ。
by afternaito
| 2011-07-29 01:21
| PC
|
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