2011年 03月 15日
レギュラーガソリン売り切れ続出 |
「レギュラーが売り切れでハイオクしか入れられなかった」
震災以後、悔しそうにそう語っている人を見かける。僕は平素からハイオクのみでレギュラーなんか滅多に入れないのでその気持ちを解ってあげられない。
たまに、実験的に数回続けてレギュラーを入れて比較もしているが、エンジンの静粛性と加速感や高回転の伸びが格段に違うので結局レギュラーを入れ続ける気になれずまたハイオクに戻ってしまう。燃料添加剤でその差は埋まるのかも試したが、少なくともリッター10円(レギュラーとハイオクの価格差)でハイオクを超えるどころか同等になる物にもお目にかかれていない。唯一リッター5円ぐらいでレギュラーとハイオクの中間ぐらいになる感じだったギガスの「マルチパワータブ」は「燃費1割改善」の表示にケチがついて排除命令を食らって市場から消えてしまった。ちょっと気に入ってたのに、残念。
というわけでそのあたりに触れた以前の記事にトラックバックしておこう。
ハイオクとレギュラーの価格差はガソリン相場の変動に関係なくほぽ11円(たまに10円)と一定だ。ガソリンが高価い時はハイオクがお得なのだが、世間の人は何故かガソリンがうんと安くなった時だけ割高なハイオクを入れたがるように見える。
ハイオクはメーカーによると5%低燃費で走るという。実際に走ってみて5%も違う気はしないけど、確かにレギュラーと同じではないようにも思う。ノッキングしにくくなる分、少し低い回転でギアを上げられるからMT車なら5%ぐらいの差を出せるのかも知れない。僕が乗ってきた車ではまぁ2-3%がいい所じゃないだろうか。それでも、リッター10円の差をまるまる贅沢に費やすのではなく、ほんの少しだが還元もしてくれるのだ。それに今みたいにガソリンの入手が難儀な時には、満タンあたり走れる距離がほんの少しでも伸びるのはメリットとして小さくないとも思う。
旧友オム君の報告によると、彼のカローラ(1,500)は新車から2万キロぐらいまではハイオクとレギュラーの差は体感できなかったそうだ。それが4万キロを超えたあたりでもう一度試したら如実に体感できて驚いたという。幸い(?)僕は4万キロ以上の中古車ばかりを買っているので常にハイオクの恩恵を被れているのかも知れない。彼によると、エンジンは長く使うと徐々に「要求オクタン価」が上がってくるのだという。ハイオクはハイオク仕様にチューニングされたエンジンでなければその「差」を100%出せないという指摘を否定するつもりはないが、レギュラー仕様車でもハイオクは確かに体感できるぐらいの「違い」はある。そしてそれは車が古くなってくるとよりはっきり感じられるようになるらしい。
もし、車で遠出をする機会があったら、その時だけでもいい。ハイオクを試してみる事を薦める。エンジンが静かになる効果は長距離運転の「疲れ」の度合いにかなりの差をもたらす。同乗者の「寝心地」にも効果大だ。運転手は孤独になっちゃうけどね(苦笑)。
震災以後、悔しそうにそう語っている人を見かける。僕は平素からハイオクのみでレギュラーなんか滅多に入れないのでその気持ちを解ってあげられない。
たまに、実験的に数回続けてレギュラーを入れて比較もしているが、エンジンの静粛性と加速感や高回転の伸びが格段に違うので結局レギュラーを入れ続ける気になれずまたハイオクに戻ってしまう。燃料添加剤でその差は埋まるのかも試したが、少なくともリッター10円(レギュラーとハイオクの価格差)でハイオクを超えるどころか同等になる物にもお目にかかれていない。唯一リッター5円ぐらいでレギュラーとハイオクの中間ぐらいになる感じだったギガスの「マルチパワータブ」は「燃費1割改善」の表示にケチがついて排除命令を食らって市場から消えてしまった。ちょっと気に入ってたのに、残念。
というわけでそのあたりに触れた以前の記事にトラックバックしておこう。
ハイオクとレギュラーの価格差はガソリン相場の変動に関係なくほぽ11円(たまに10円)と一定だ。ガソリンが高価い時はハイオクがお得なのだが、世間の人は何故かガソリンがうんと安くなった時だけ割高なハイオクを入れたがるように見える。
ハイオクはメーカーによると5%低燃費で走るという。実際に走ってみて5%も違う気はしないけど、確かにレギュラーと同じではないようにも思う。ノッキングしにくくなる分、少し低い回転でギアを上げられるからMT車なら5%ぐらいの差を出せるのかも知れない。僕が乗ってきた車ではまぁ2-3%がいい所じゃないだろうか。それでも、リッター10円の差をまるまる贅沢に費やすのではなく、ほんの少しだが還元もしてくれるのだ。それに今みたいにガソリンの入手が難儀な時には、満タンあたり走れる距離がほんの少しでも伸びるのはメリットとして小さくないとも思う。
旧友オム君の報告によると、彼のカローラ(1,500)は新車から2万キロぐらいまではハイオクとレギュラーの差は体感できなかったそうだ。それが4万キロを超えたあたりでもう一度試したら如実に体感できて驚いたという。幸い(?)僕は4万キロ以上の中古車ばかりを買っているので常にハイオクの恩恵を被れているのかも知れない。彼によると、エンジンは長く使うと徐々に「要求オクタン価」が上がってくるのだという。ハイオクはハイオク仕様にチューニングされたエンジンでなければその「差」を100%出せないという指摘を否定するつもりはないが、レギュラー仕様車でもハイオクは確かに体感できるぐらいの「違い」はある。そしてそれは車が古くなってくるとよりはっきり感じられるようになるらしい。
もし、車で遠出をする機会があったら、その時だけでもいい。ハイオクを試してみる事を薦める。エンジンが静かになる効果は長距離運転の「疲れ」の度合いにかなりの差をもたらす。同乗者の「寝心地」にも効果大だ。運転手は孤独になっちゃうけどね(苦笑)。
by afternaito
| 2011-03-15 11:27
| クルマ
|
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