2017年 03月 04日
ハロー!PCX |
2015年11月01日深夜、LEAD100は盗まれた。うちは路地の奥である。雨の深夜を狙っての計画的犯行だろう。2日の朝になって気づき警察に通報した。程なく警官がやって来た。車体番号を訊かれたので自賠責の保険証はシートの下に格納されたままヘルメットと一緒に持ち去られたと答えた。
「車体番号わからないんですか?では被害届作れません。車体番号がわかったら連絡して下さい」
帰っちゃったよ!幸い買った店で何度かメンテナンスを受けていて車体番号が判明、ようやく被害届が作成された。被害届が出るまで、警察は一切何もしてくれない。この間5時間。5時間もあれば軽トラでも清水港まで着く。警察は最初から取り戻してくれる気なんかない。今頃東南アジアを走っているのか、部品にバラされて国内で拡散しているのか。生涯最後と覚悟した2スト車がこんな結末を迎えようとは夢にも思わなかった。
…いや、20年前にも家(改築前)の前に置いた自転車が消えているし、25年ぐらい前の大晦日には高井戸のアパートの駐輪場からVT250Fが消えている。「夢にも思わなかった」時点で僕自身の落ち度もあったという事か。
それから1年半、二輪なしの生活が続いた。二輪人口の減少で中古もタマがない。次に買うとしたら最低でも15万と言われた。二輪で燃費が半分になっても、年間2千キロぐらいを担当するだけなので浮く燃料費は年間1万円ぐらい。つまり損益分岐点は15年。正直、原付(2種だけど)で10年はかなりしんどい。つまり15万で車体を買って、最終的に燃費差額で取り戻せるのは半分程度と思っておいた方がいい。残り半分は純粋に趣味に費やす覚悟が要る。
それでも、2016年は例年より下請けも多かったので何とか最低線の15万ぐらいを確保できた。馴染みのお店に「いいのがあったら紹介して」と声をかけておいたところ、何と出てきたのはPCX。諸費用コミで15万を超えるが、これを逃してはいけないと思い、少々無理して購入を決めた。4月まで待てば税金を1年分パスできるが、年額千円台なのでそのために待つのもじれったくて早々に手続きして貰った。

前のヘルメットはLEAD100のメットインに納めたまま一緒に持ち去られてしまったのを知っていた店のご主人から中古の白いヘルメットを戴いていた。でもたまたま、PCXと同じ黒の安いヘルメットを見つけてしまい衝動買い。戴いたヘルメットは予備(125は二人乗りができる)に。

これまでずっとフルフェイスだった。これが初のジェット型である。顎のあたりがスースーして、走ると顔にかなりの風が当たりなんだか息苦しいが、シールドを上げるだけでPETボトルから水が飲めるのはありがたい。
さて燃費だが、レギュラーガソリンでリッター40超え。ただしアイドリングストップを有効にしたら満タンから15キロ程度で再始動不可になってしまった。アイドリングストップ中も前照灯点いたままなので不安だったが、何も交差点の右折待ちで立ち往生しなくてもいいじゃないか。もうアイドリングストップ機能は使わない。待ちが長いと判っている時だけ自分で鍵を回して自主的にアイドリングストップする。ACGのおかげで始動時のキュルキュル音がないのは嬉しい。

ノーマルでの燃費確認後、「Adrena計画」の一環として鉛蓄電池に2,200μFの電解キャパシタを装着した。低回転時の音と振動が少し大きくなった気がするが、回転が上がるにつれ静かになり、追い越し加速時に60km/hを超えたあたりで「伸び」を感じた。燃費がどうなるか楽しみ。

前回の給油で目一杯入れたが、60キロと言えばリッター40としても1.5リッターは使った計算になる。それでも最初のひと目盛が消えない。タンク6リッターだよね?リニアではないとは思っていたが、残量目安にできるまではしばらくかかりそうだな。
てか、このメーター、20km/h以下は針と並行ですらないのね。以前のホンダはだいたい「出る」あたりまでメーターの目盛がついていたので、160km/hまで刻まれたPCXのメーターを見た時は「真逆!?」(←まさか)と思った。以前乗っていたCB125Tは16psだったがメーター読みで120km/hまで引っ張るのがやっとだった。12psのPCXがそれ以上出るものだろうか。
実際に走ってみると、60km/hを超えるぐらいまではすんなり加速するけどそこから先は徐々に加速が穏やかになる。80を超えての加速はあまり期待できそうもない。目一杯引っ張ってもせいぜい100km/hぐらい止まりではなかろうか。馬力から見てもそのぐらいなら合点がいく。すると160まで刻まれたメーターの意味は?共用部品のメーターユニットに14"の大径ホイールの組み合わせで目盛板だけ変えて対応したのだろうか。10"と共用だとしても元々100~120km/hまで刻まれたメーターだったかと思うとそれでも無理がある気もする。ちょっと謎の残るPCXなのだった。
ちなみにこのPCXは初期型らしい。3型以降は前照灯LEDらしいから。LED前照灯も魅力だが、以前から「二つ目前照灯のバイクに乗りたい」と思っていたのでとりありえず夢がひとつ叶ったと思っておこう。
「車体番号わからないんですか?では被害届作れません。車体番号がわかったら連絡して下さい」
帰っちゃったよ!幸い買った店で何度かメンテナンスを受けていて車体番号が判明、ようやく被害届が作成された。被害届が出るまで、警察は一切何もしてくれない。この間5時間。5時間もあれば軽トラでも清水港まで着く。警察は最初から取り戻してくれる気なんかない。今頃東南アジアを走っているのか、部品にバラされて国内で拡散しているのか。生涯最後と覚悟した2スト車がこんな結末を迎えようとは夢にも思わなかった。
…いや、20年前にも家(改築前)の前に置いた自転車が消えているし、25年ぐらい前の大晦日には高井戸のアパートの駐輪場からVT250Fが消えている。「夢にも思わなかった」時点で僕自身の落ち度もあったという事か。
それから1年半、二輪なしの生活が続いた。二輪人口の減少で中古もタマがない。次に買うとしたら最低でも15万と言われた。二輪で燃費が半分になっても、年間2千キロぐらいを担当するだけなので浮く燃料費は年間1万円ぐらい。つまり損益分岐点は15年。正直、原付(2種だけど)で10年はかなりしんどい。つまり15万で車体を買って、最終的に燃費差額で取り戻せるのは半分程度と思っておいた方がいい。残り半分は純粋に趣味に費やす覚悟が要る。
それでも、2016年は例年より下請けも多かったので何とか最低線の15万ぐらいを確保できた。馴染みのお店に「いいのがあったら紹介して」と声をかけておいたところ、何と出てきたのはPCX。諸費用コミで15万を超えるが、これを逃してはいけないと思い、少々無理して購入を決めた。4月まで待てば税金を1年分パスできるが、年額千円台なのでそのために待つのもじれったくて早々に手続きして貰った。

前のヘルメットはLEAD100のメットインに納めたまま一緒に持ち去られてしまったのを知っていた店のご主人から中古の白いヘルメットを戴いていた。でもたまたま、PCXと同じ黒の安いヘルメットを見つけてしまい衝動買い。戴いたヘルメットは予備(125は二人乗りができる)に。

これまでずっとフルフェイスだった。これが初のジェット型である。顎のあたりがスースーして、走ると顔にかなりの風が当たりなんだか息苦しいが、シールドを上げるだけでPETボトルから水が飲めるのはありがたい。
さて燃費だが、レギュラーガソリンでリッター40超え。ただしアイドリングストップを有効にしたら満タンから15キロ程度で再始動不可になってしまった。アイドリングストップ中も前照灯点いたままなので不安だったが、何も交差点の右折待ちで立ち往生しなくてもいいじゃないか。もうアイドリングストップ機能は使わない。待ちが長いと判っている時だけ自分で鍵を回して自主的にアイドリングストップする。ACGのおかげで始動時のキュルキュル音がないのは嬉しい。

ノーマルでの燃費確認後、「Adrena計画」の一環として鉛蓄電池に2,200μFの電解キャパシタを装着した。低回転時の音と振動が少し大きくなった気がするが、回転が上がるにつれ静かになり、追い越し加速時に60km/hを超えたあたりで「伸び」を感じた。燃費がどうなるか楽しみ。

前回の給油で目一杯入れたが、60キロと言えばリッター40としても1.5リッターは使った計算になる。それでも最初のひと目盛が消えない。タンク6リッターだよね?リニアではないとは思っていたが、残量目安にできるまではしばらくかかりそうだな。
てか、このメーター、20km/h以下は針と並行ですらないのね。以前のホンダはだいたい「出る」あたりまでメーターの目盛がついていたので、160km/hまで刻まれたPCXのメーターを見た時は「真逆!?」(←まさか)と思った。以前乗っていたCB125Tは16psだったがメーター読みで120km/hまで引っ張るのがやっとだった。12psのPCXがそれ以上出るものだろうか。
実際に走ってみると、60km/hを超えるぐらいまではすんなり加速するけどそこから先は徐々に加速が穏やかになる。80を超えての加速はあまり期待できそうもない。目一杯引っ張ってもせいぜい100km/hぐらい止まりではなかろうか。馬力から見てもそのぐらいなら合点がいく。すると160まで刻まれたメーターの意味は?共用部品のメーターユニットに14"の大径ホイールの組み合わせで目盛板だけ変えて対応したのだろうか。10"と共用だとしても元々100~120km/hまで刻まれたメーターだったかと思うとそれでも無理がある気もする。ちょっと謎の残るPCXなのだった。
ちなみにこのPCXは初期型らしい。3型以降は前照灯LEDらしいから。LED前照灯も魅力だが、以前から「二つ目前照灯のバイクに乗りたい」と思っていたのでとりありえず夢がひとつ叶ったと思っておこう。
by afternaito
| 2017-03-04 18:18
| クルマ
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