2019年 01月 09日
Windowsの反乱 |
最近のWindowsは「自分の用事」に忙しくて人間のオーダーなんか聞いていられない。こっちからすれば実質ストライキを起こされているようなものだ。
初めてWindows10をインストールした時からそれは始まっていた。ドロドロでろくに反応しない。見るとDiskがずーっとアクセスしっ放しになっている。ウィルスでも入ったかと本気で心配した。後にこれが「メンテナンス」であると知るが、なんか納得いかなかった。
その後もセキュリティ他の「アップデート」で勝手に再起動してたりといろいろやらかしてくれた。最近ではこの自動再起動は時間帯が指定できるようになった(僕が最近できると知っただけ?)が、なんか他にもいろいろ忙しそうだ(苦笑)。
ネットに繋ぐのが当たり前になったせいでPCは常に「悪意」に曝されている。それから身を守るため、PCは常に戦っている。
僕が最初に使い始めたPCはIntel 8086の8MHz、MS-DOSのver.2.11だったと思う。就職して割とすぐだったから1980年代後半かな。5"FDD2基にメモリも「フル実装」(640KB)、当然HDDなんかついてはいなかった。後にエロゲをやりたいばかりに中古のPC-9801UX(80286 10MHz)を買い、その後いろいろあって現在に至る(雑!)。
文書作成の作業なんか、正直当時より「重い」事はやってない。それなのに今やGHzオーダーのCPUが必要なんて、最早99%以上は「人の用事以外」のための性能じゃないかと思えてしまったりする。勿論、当時の性能では望めなかったような重い作業(動画編集とか)もやってるから無駄な高性能とは思わないけど、それでも、ねぇ。
多くの人は、普段はPCの電源は切っており、使う用事のある時だけ電源を入れる。しかしそれだとPCは電源が入るとまずは自分の用事を始める。人間から見れば延々と「準備中」に待たされる事になる。
PCの「自分の用事」は最優先であり、それが済むまでは人間の用事なんかに構っていられないらしい。そんなワガママな奴と折り合いをつけて、こちらの用事をして貰うためには、PCの用事を事前にさせて済ませておいて貰うしかない。
話は簡単、最低でも月に一度、できれば週イチぐらいの頻度で、夜PCの電源を落とさず好きにさせてやる事だ。ウィルスチェックなんか走らせて「後はお好きに」と寝てしまえば、翌朝割とご機嫌なPCが待っている。
最近HDDのアクセスランプがずっと光っててなんかPCが重い、なんて時はPCが「自分の用事で忙しく人の用事なんか聞いていられない」状態かも知れない。ひと晩自由時間を与えてみてはどうだろう。
by afternaito
| 2019-01-09 02:55
| PC
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