さらば、Windows7 |
勿論、無料アップグレード期間中に一度Windows10に上げて、わざわざWindows7に戻した機体である。実はインストールしてある「ウィルスセキュリティZERO」がWindows7までの対応で、10に上げるにあたりWindows標準搭載のDefenderで間に合わせる腹積もりだったので、ギリギリまで7で使う事にしていたのだった。
先日、AMDのAthlonIIX2の機体でWindows10 1803から1909に上げようとしたらシステム要件が変わったのかインストールに失敗した。何度やってもデスクトップの壁紙が出るまでで止まってしまいアイコンもマウスポインタも出てこないのだ。こういう所で相変わらずAMD差別は続いているのか。Core2では1909の動作は確認済である。
Atom N270も古いけどIntelのCPUだから動きはするだろう。少なくとも前回アップグレードした時はすんなり動いていた。CPUとしては64bitOS動作可能とは言えメモリ実装は2GB×1枚が限界という半端者である。当然OSは32bit版を使ってきたしそのままアップグレードしたらWindows10でも32bit版一択である。1903以降システム要件が厳しくなったとは聞いているがこのままWindows7で使い続けるわけにもいかないからやってみるしかない。
Netbookなれば光学ドライヴも持ってはいない。アップグレード用のUSBメモリを予め別のPCで作成しておいた。寝室で作業を開始し、そのまま放置して寝た。
結果から言うと、Atom N270でもWindows10 1909はどうにか動くようだ。目が覚めたらWindows10のログイン画面が出ていた。作業開始時、このチップセット(恐らくグラフィック)では問題が出るなどと脅しが出たが、Aeroが使えないとかその程度の事だったのかも知れない。