2022年 07月 13日
裏切りの青 |
ウェスタンデジタル(以下WD)社のSSD青(WD BLUE)を買いに行った。WD社の2.5"HDD互換のSATAタイプSSDは緑がDRAMなし、青がDRAMあり。Windowsのシステムドライヴ(C:)に使うにはDRAMつきを選ばねばならない。
なので今回も疑ってかかった次第。そしてやっぱりWDは裏切っていた。
近年、M.2のSSDにはDRAMなしが増えてきているらしい。というのも、最近のPCでは元々SSDに内蔵していたDRAMの機能ををPCのメインメモリから割り振る事が可能になったせいだと聞く。しかし、2.5"HDDから置き換えようっていう古い機体にはそんな機能はない。なので相変わらず2.5"HDD置換えSSDにはDRAM搭載必須なのだ。勿論単なるストレージとしてならDRAMなしのSSDも瓦のHDDも特に問題はない。しかしノートPC内蔵のHDDはほぼ間違いなくシステムドライヴであり、システムドライヴには瓦HDDやDRAMレスSSDは以ての外なのだ。
ストレージデヴァイスの「専門メーカー」としてWDの裏切り体質は正直、勘弁して欲しいと思う。しかし昨今HDDの選択肢はあまり多くない。WDはそのかなり大きな一角を占める。WDを全否定して不買を決意するのは自分が苦しくなるばかりなのも確か。もどかしい話だ。SEAGATEが2,5"HDDを全製品瓦にしてしまったものだから、尚更。そのうえWDはSSD参入のためSANDiskを買収してしまった。実にカユい話である。
しかし、妙に安い。これだけ半導体不足のうえ円安も重なって、通販でもかなり値上がりしているのに。まぁ田舎のショップなればまだ高騰する前の在庫があるのかも知れない。
念のため「これDRAMつきか確認できますか?」とお願いしてみた。そしたら「断言はできないがどうやら入っていないらしい」との事。500GB品の緑が見当たらなくなっていたのはそういう事か。調べてくれた店のお嬢さんは「確実を求めるなら赤をお選びになった方が」と勧めてくれた。その差千円程度。確かに、アヤしい。まだ「青はDRAMつき、緑はDRAMなし」だった頃の価格差がそんなもんだった。いつもなら持ち帰って納得いくまで調べてから出直す所だが、お嬢さんにかなり調べて貰ったのでお薦めに従って赤を買った。 思えばその昔、WDはHDDの緑で大量の不良品を出してHDDの緑をやめた。その直後、1TB止まりだった青の2TB以上のモデルが発売された。しかも元々青は7,200rpmだったのに2TB以上は5,400rpm。何の事はない、なくなった筈の緑のスペックであった。この時はまあ仕方なかろうとは思っていた。
しかしその後、HDDのWD青は何の予告もなくこっそりと瓦(SMR)に変更になったりしてどうにも不誠実な事ばかりしてきた。特に「NAS用」と名乗ったWD赤まで瓦にしてしまった裏切りは許し難い。なので今回も疑ってかかった次第。そしてやっぱりWDは裏切っていた。
近年、M.2のSSDにはDRAMなしが増えてきているらしい。というのも、最近のPCでは元々SSDに内蔵していたDRAMの機能ををPCのメインメモリから割り振る事が可能になったせいだと聞く。しかし、2.5"HDDから置き換えようっていう古い機体にはそんな機能はない。なので相変わらず2.5"HDD置換えSSDにはDRAM搭載必須なのだ。勿論単なるストレージとしてならDRAMなしのSSDも瓦のHDDも特に問題はない。しかしノートPC内蔵のHDDはほぼ間違いなくシステムドライヴであり、システムドライヴには瓦HDDやDRAMレスSSDは以ての外なのだ。
ストレージデヴァイスの「専門メーカー」としてWDの裏切り体質は正直、勘弁して欲しいと思う。しかし昨今HDDの選択肢はあまり多くない。WDはそのかなり大きな一角を占める。WDを全否定して不買を決意するのは自分が苦しくなるばかりなのも確か。もどかしい話だ。SEAGATEが2,5"HDDを全製品瓦にしてしまったものだから、尚更。そのうえWDはSSD参入のためSANDiskを買収してしまった。実にカユい話である。
by afternaito
| 2022-07-13 03:15
| PC
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