2023年 08月 09日
PCXのタイヤ[など]交換(タイヤは3度目) |
タイヤはね、春になる頃には「そろそろかな」とは思っていたんだ。ぼちぼち5万8千キロ。ダンロップも2万まではもたなかったか。6万弱で3組使い切ったって事は平均で2万弱ぐらいって事か。欲を言えば2万はもって欲しい所だな。実は「現物渡し」で引き取った時点で2万6千ぐらいで恐らく最初からついていたであろうタイヤがボロボロで割と早々に交換したので、2組目のBSバトラックスと3組目のダンロップは1万5千ちょいぐらいしかもってない計算になる。
タイヤを替える時にはリアのブレーキシューも替えようと思ってた。そしてブレーキシューだけでなくブレーキワイヤも替えなくてはならなかった。以前U字ロックをかけたまま取り回してこんな事になってしまっていたから。
きっかけになったのは、左レヴァーの手元でブレーキワイヤが切れた事だった。
PCXって左ブレーキレヴァー握り込んでないとエンジン始動できない構造だけど,ワイヤ切れててもレヴァーが傾いていれば始動できたのは助かった。整備不良だが前ブレーキだけ利けばゆっくり走るぶんには周囲に迷惑をかけずに移動ぐらいはできる。ただ、レヴァーは放っておくと勝手に握り込んだ位置まで傾いてくる。勿論それで制動がかかるわけではないが、案の定、制動灯は光ってしまうので指で押し戻しながら走った。
その足で店に駆け込んで、ブレーキワイヤとタイヤを注文した。そう言えばエアフィルタも同じぐらい替えてなかったんじゃなかったっけ。たまたま思い出したのでこれもついでにお願いした。タイヤは近年ピレリやミシュランも選べるようになったと聞いていたので試してみたかったのだが、それはあくまで現行モデルのサイズであって、初期型のうちのPCXで選べるのは純正のIRC以外は依然ブリジストンとダンロップだけなのだった。今履いているのはダンロップなので今回はブリジストンのバトラックスを注文。寿命的にはどのみち2万までもたない事がはっきりしたので好きな方を選べる。ダンロップも悪くなかったが「バトラックス」という「名前」にはまだちょっと憧れがある。こういうトコうまいよなBS。
2日後、入荷の連絡があってからブレーキシューを一緒に頼むのを忘れていた事に気づいた。で、リアブレーキのあたりを見せたら店主から衝撃の事実を知らされる。PCXはコンビブレーキなので、レヴァーのワイヤーとシューを駆動するワイヤーが「別」である事、そしてシュー側のワイヤー交換はちょっと費用がかかるので、それも替えるとなるとトータル3万では上がらなくなる、と。
そう言われたからって「じゃあ、いいです」ってわけにはいかない。命を預ける車体なんだから最低限の整備はしておかねば。たとえ予算超過でもそれが「最低限の整備」の範疇であるなら「やるか、乗らないか」しかない。勿論これからも乗りたいので覚悟してお願いした。
追加の部品も2日ぐらいで入ったと連絡があったが、その日は夕方まで店を訪れられず「今からじゃ今日中に終わらない」と言われたので翌日もうちょっと早い時間に出直す事にした。
そして翌日、ようやくごっそり交換。
まずはエアフィルタ。前回程真っ黒になってはいなかったが予防交換なればよしとしよう。
そしてこれがブレーキワイヤセット。短い方が手元側のワイヤ、長い方がシュー駆動側。
あ、ブレーキシューの新旧比較の写真忘れた。
そしてこちらがバトラックス。
外した旧タイヤ、ダンロップ。まだ完全にスリップサインまで出てはいないが、まぁ頃合いだろう。「そろそろかな」とか言い出したのは春になる前だから、まあまあよくもってくれたという事で。
さて、お会計はなんと5万超え!「3万じゃ納まらない」と言われ「覚悟」したとは言ったが3万5千円ぐらいかと勝手に思っていた。予め言っておいて欲しかったな。いきなり言われるとダメージが大きい。たまたま他の用で現金持ってたから払えたけど、今月つい先日Swiftに2万とか使った後なので結構イタい。
シュー駆動側のブレーキワイヤの交換はかなり大変らしく、これだけで1万円台後半らしい。これは自分のミスで要交換にしてしまった部分だから自分の戒めとしよう。
by afternaito
| 2023-08-09 00:46
| クルマ
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